ローター4穴加工治具の制作 †
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UP: 2006-02-08 23:41:19 (水)
解体屋の常連さんに、S14の4POTキャリパーとスリットローター、リア2POTキャリパーをお買い上げ頂いた。m(_ _)m;
で、サービスとしてピットのレンタル&ローターの4穴加工を行う事にしたのだ。
そこで犠牲になっていただくのが、売れ残りのP10プリメーラのフロント足回り。
キチンとニッサンローターのセンターに座り、確実にPCD114.3X4Hを出せる治具は、コレが最強ではないかと。(笑
てなモンでこれよりハブを摘出し、クリップボルトを1本だけ残して取ってしまう。
で、4穴加工したいローター上面にポンと置き、裏でナットを締めて位置決め。
そして登場するのがコレ。
確かクロモリ棒の端材より削り出して焼入れした専用ポンチ。
コレの直径はクリップボルトのスプライン部とほぼ同径に削ってあり、コレをクリップボルトの穴に入れハンマーで叩く事で、簡単確実にポンチが入る・・・予定。
鋳鉄相手にクロモリで作ったポンチで歯が立つか?と心配したけど、その辺りはとりあえず問題
無さそうだ。
このポンチマークを基準に、精密に穴開け。
まずはセンタドリルで1発目&下穴を掘る。
そして切削液をブッ掛けながら10mm、12.5mmと掘ってあげる。
ハイスのキリで鋳鉄切れるかな?と心配したけど、最初に固いセンタドリルで下穴を掘れば、ほぼ黒皮が無くなるので問題なく切れた。
そして完成。
表側から別の114.3X4Hハブを入れてみたけど、精度は問題無いみたい。
反省点は専用ポンチのガイドが欲しいかな〜ってトコ。
どうしても斜めになりやすいので、垂直に打てるガイドを作った方が良さげ。
っていうかポンチの硬度に疑問アリなんで、4〜5mm程度のハイス丸棒でポンチを作り、クリップ穴にスッポリと入りつつ垂直に立つツバ付きガイドを作った方が精度出そう。
そのうち次バージョンになるかな。