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作業日誌

灰皿  - 2006-03-09 21:49:40 (木) -

自動車関係の店で、その中に好き者が居ると、車のパーツを使った小物が必ず存在するものである。
ウチの事務所にも、GZ20のターボを使った灰皿、売り物にならない純正レカロを事務椅子にマウントしたレカロ事務椅子などが存在する。
で、以前作ったターボ灰皿の容量不足を感じ、仕事で溶接機出したついでに以前から作ろうと思ってたのを作ってみた。

CA310478_2.jpg

説明するまでもないが、ロータリー灰皿である。
ベースはSA22Cの12Aローターで、その裏にSUS304板をTIGで溶接。
オイルギャラリーなどの余計な穴は溶接で舐めて塞ぎ、表側のシール等も溶接でチョンと止めてある。

CA310480.jpg

ガスケチった上に磨いてないから汚いけど、ブラシ軽く掛ければキレイになるよ。
溶接し難いかと思ったけど、予想を裏切りスイスイ溶接出来ちまった。
ふと思ったんだけど、思い入れのある車を廃車にする時、こんなメモリアルオブジェを作るサービスとかしたらウケるかな?なんて思ったりして。
でも今回のようにエンジンパーツで作れとか言われたら、ちょっと笑えない値段になるので微妙かな〜なんて思ったり。
まあウチのページを見てる人限定の隠しメニューってトコかな。(笑

一行コメント

  • ものすっごく重いよね!洗ってて手が滑って流し台が凹んだ! -- あぷ? 2006-03-10 11:10:34 (金)
  • お!すてきですね。うちは柿本改のマフラーエンドでつくってます。あまった亜鉛めっきを無理やり電気溶接(ワラ -- おいちい。? 2006-03-10 13:08:23 (金)

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4穴加工治具の制作  - 2006-02-08 23:41:19 (水) -

解体屋の常連さんに、S14の4POTキャリパーとスリットローター、リア2POTキャリパーをお買い上げ頂いた。m(_ _)m; で、サービスとしてピットのレンタル&ローターの4穴加工を行う事にしたのだ。
そこで犠牲になっていただくのが、売れ残りのP10プリメーラのフロント足回り。

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キチンとニッサンローターのセンターに座り、確実にPCD114.3X4Hを出せる治具は、コレが最強ではないかと。(笑
てなモンでこれよりハブを摘出し、クリップボルトを1本だけ残して取ってしまう。

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で、4穴加工したいローター上面にポンと置き、裏でナットを締めて位置決め。

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そして登場するのがコレ。

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確かクロモリ棒の端材より削り出して焼入れした専用ポンチ。
コレの直径はクリップボルトのスプライン部とほぼ同径に削ってあり、コレをクリップボルトの穴に入れハンマーで叩く事で、簡単確実にポンチが入る・・・予定。

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鋳鉄相手にクロモリで作ったポンチで歯が立つか?と心配したけど、その辺りはとりあえず問題 無さそうだ。

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このポンチマークを基準に、精密に穴開け。
まずはセンタドリルで1発目&下穴を掘る。

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そして切削液をブッ掛けながら10mm、12.5mmと掘ってあげる。
ハイスのキリで鋳鉄切れるかな?と心配したけど、最初に固いセンタドリルで下穴を掘れば、ほぼ黒皮が無くなるので問題なく切れた。

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そして完成。

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表側から別の114.3X4Hハブを入れてみたけど、精度は問題無いみたい。

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反省点は専用ポンチのガイドが欲しいかな〜ってトコ。
どうしても斜めになりやすいので、垂直に打てるガイドを作った方が良さげ。
っていうかポンチの硬度に疑問アリなんで、4〜5mm程度のハイス丸棒でポンチを作り、クリップ穴にスッポリと入りつつ垂直に立つツバ付きガイドを作った方が精度出そう。
そのうち次バージョンになるかな。

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パイプ突き合わせ溶接クランプ - 2006-02-03 22:24:33 (金) -

三串のコミュでgs136vanさんが作って居られたクランプを自分的にアレンジ。

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角度切りして突き合わせ溶接する場合でも、好きな角度で固定出来るようにした・・・つもりだった。
まあ最初のアングルとボルトの溶接時にキチンと垂直出てなくて精度がもうひとつ。
また要改良だなこれ。

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ラジエーター洗浄アダプタ  - 2006-01-20 17:56:15 (金) -

マジェスタのラジエーターを外してみたらマッカッカ。
在庫して商品にしようと思ったのに・・・orz
でも諦めきれないというか、ふと思い付いて旋盤に向かう。

PAP_0398.jpg

ウレタン丸棒の先端をテーパーに削り、10mmの貫通穴を通し、反対側を15mmのキリで座繰りを入れてやる。

PAP_0397.jpg

これで高圧スチーム洗浄機でラジエーター内部を洗浄するアダプターの完成。

PAP_0395.jpg

写真暗いけど、やろうとした事はなんとなくわかるだろうか?
まあ作ってみたは良いけど、高圧洗浄機じゃ「水量」が足りないんだよなぁ。
このアダプタを改造して、太いホースを接続して水道水を直接流すか、ペール缶にフタ付けてパイプとバルブを接続し、エアレギュレーターを通して圧を下げたエアでペール缶を加圧。その後バルブを開いてドンと水流して洗うとか。
でもどっちにしても錆色は取れないから真っ当な商品にはならんなぁ。(笑
いっその事前から欲しかった負圧式のクーラント交換機作って、ソレの口に流用しちまおうかな?

てなモンでウレタンのクズ1つに妄想が広がる今日この頃。

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  • バイク用のタンク用サビ取りをぶち込んで蓋して放置〜じゃ駄目ですか?w -- N/N? 2006-02-23 22:26:53 (木)

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ソアラのライトのレンズクリーニング  - 2005-12-12 22:20:18 (月) -

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GZ20ソアラの鬼門と言えば、なんてったってヘッドライト。
ただでさえも暗いのに、年を重ねる事によってレンズ表面の樹脂が劣化して曇ってしまう。
これだけなら研磨すればどうにかなるのだが、一番の問題はレンズ内側が埃で汚れる事。
内側が汚れて曇って光量が落ちるのだ。
更にソアラの場合、レンズが2重構造になってるので、汚れによって暗くなる度合が


通常の1.5倍(当社比)

なのだ。
てなワケでソアラはテスター場で嫌な顔されたり、最悪車検自体を断られたりするのだ。

今回こしらえてみたソアラも当然の如くレンズが曇っていたのでコンパウンドとポリッシャーでピカピカに磨き倒す。
そして翌日予備検の前にテスター屋さんで光軸を調整するのだが、テスター屋さんの兄ちゃんの表情が曇る。
俺は理由を知ってるので、「光量足りるやろか?」と言うと、愛想笑いで「いや〜わからんねぇ〜」と。
経験的にほぼ無理だと断定してるようだ。
光軸テスターがやってきて、光量の数値がパラパラと出てくる。
兄ちゃんズバリと


コレどないやっても無理やわ

と・・・orz
4灯式で下目を遮光する紙の位置をゴニョゴニョして光量をごまかしたりするワザも有ったりするんだけど、それくらいでは焼け石に水で、全く論外の光量だとの事。
表面の曇りと取っただけでは無理なのだ。
そこで大慌てで簡単な内部の掃除を行い、電球も新品に交換したら、ギリギリ既定値まで来たけど、光軸出したら多分無理ちゃうか〜だって。
結局その日は検査を諦め帰る事に・・・

で、確かどっかで洗浄方法を見た覚えがあるので、色々ググってみてこちらのページを発見。
やっぱりライト割るしか無いのか・・・
てなモンで早速ライトを外してくる。

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外側に掛かっている金属のクリップを外し、


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ヒートガンで温めて

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マイナスドライバーなどでコジってレンズを外す。

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そして内部のレンズを磨いて掃除してから逆の手順で組み立てる。
要はこれだけなんだが、ハッキリ言って


メチャクチャ面倒

である。
相当温めないとガムが溶けない&ヒートガンでは全体的に温まらないからヒジョーに難しいし、温めながらドライバーでコジると筐体が歪む。
そして磨く時は相当柔らかい布を使わないと簡単にキズが入るし、それ以上に組み立てる為にガムを取り除くのだが、コレが凄く面倒というか


ぶっちゃけ無理

ですわ。
頭来たんでヒートガンで温めて溶かしておいてからレンズを嵌め、更に温めて密着させてクリップ掛けてしまった。
多分水入るだろうなぁ・・・
とりあえずコレで検査通して、後日別のライトを用意するか。orz

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