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栃乃嵐號

ある日毎度のようにヤマハ・ミントを廃車にしようとした。
がしかし、やっぱり素直に廃車出来ないのが俺である。
そうだ、以前から温めていたアレを作ってみよう。

tochi1.jpg

まずはミントの後ろ半分をザクっと切り取る。
そしてホームセンターに走り、コレを買ってきた。

tochi2.jpg

コレに乗せれば重いエンジンも移動楽々・・・・

んなワケ無ぇだろ。

俺が思いついたつまらぬ構想はコレだ。

tochi3.jpg

一輪車のタイヤ部分を取り去り、フレーム(?)を鉄骨のクズを使って補強。
ソコに先程のミントの後ろ半分を無理矢理くっつけた。

tochi4.jpg

燃料タンクは以前何かに使えそうだと、ベルーガから取って置いていたモノ。

tochi5.jpg

点火系は全て引き直し・・・というか、ホントに点火しか残ってないから3本程しか無いんだけどね。
ハンドル部分はゴミのハンドルをブッタ切り、ミントのブレーキとアクセルグリップを取り付け。
ま、こんなモンだろ。
コレ以上やっても

存在自体が無駄の塊

のコイツにゃ意味無いぢゃん。

てなモンでコイツの口上を述べておこう。

  • 重い荷物も楽々運搬!卓越した出力を誇る2ストローク単気筒50ccエンジン
  • デリケートな積荷もやさしく運搬。コイルバネサスペンション装備。
  • 下り坂も怖くない!強力なリーディングサーボドラムブレーキ装備。

また寝言言ってるよ。
実際は

トンデモネーじゃじゃ馬

である。
そりゃそうだ。バイク搭載状態で3.4馬力ぢゃ

ハエが止まるような加速

しかしないのだが、コレは事実上エンジンのみの状態なので素晴らしいパワーウエイトレシオを誇るし、ソレで引っ張るのは

生身の人間

である。
そりゃ〜凄いよ。

絶対に全開なんて出来ねぇ

もんな。

まあコレはいくら文書と写真で説明しても、モノが単純かつ安直極まりないシロモノなので、説明のし様が無い。
やっぱり実際に動いているトコを掲載するのがベストであろうと、ビデオに撮ってMPEGにしてみやした。

撮影及びテストドライバーに、俺が

漢の中の漢

と慕うAMV仙氏、カメラマン&実況WATARU氏に協力をお願いしました。
AMV仙氏の卓越したドライビングには驚きである。
って言うかむしろ

ちったぁ怖がれよオィ


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