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*ワゴンRでリアキャンバー [#k34768eb]
CT21SワゴンRは、構造的にリアキャンバーが付けられない。~
どうしてかと言えば、リアがリジットアクスル・・・ぶっちゃけて言えば左右の車輪が1本の棒で連結されている。~
もっともっとぶっちゃけて言えば、昔図工の時間に作ったクルマの、~
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CENTER:&size(36){''竹ひごに牛乳瓶のフタ刺したアレ''};~
LEFT:~
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なのだ。~
だからどうやってもキャンバーとトーはゼロになる。~
リジットアクスルやトーションビームの場合でも、一部車種ではスピンドルが分離してて、スペーサーを入れればアライメント調整が可能な物もある。~
しかしワゴンRは、横に走るアクスルに、スピンドルが溶接されている。~
これはもうどうにもならない。~
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しかし世の中には、その不可能を可能にしたワゴンRが実在するし、そういう商品も売ってる。~
コレを彼らがどう実現したのか・・・やはり一度切断し、角度を付けて溶接するしか無いのである。~
中にはアクスルの真ん中辺りで1カ所だけ切るか~
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CENTER:&size(42){''ヘシ折る''};~
LEFT:~
事で実現したクルマも存在するが、やはり基本的には切って繋ぐしか無い。~
コレを俺が実現するとすればどうやるかってなモンで、知恵を絞ってやってみた。~
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まずキッカケは、ワゴンRカスタムに情熱を注ぐウチのお客さんの話。~
ワゴンRに15インチ6.5Jのホイール入れて、~
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CENTER:&size(48){''ハの字''};~
LEFT:~
を切ってみたいんやけど、ワゴンRってキャンバーはどないやって付けてんのって話になり、上のような屁理屈をコネた上で、ふと頭を過ぎった方法をベースに、まあ簡単に出来ん事無いよと返事をしてみた。~
んで後日、廃車のワゴンRを使って実験してみたのだ。~
簡単な方法とはこうだ。~
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&attachref(plan1.png,zoom,256x192);~
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確かにコレで比較的簡単にキャンバーは付くのだが、ベタベタの車高でハの字を切るくらいまでキャンバーを付けると問題があるのだ。~
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&attachref(problem1.png,zoom,256x192);~
~
目標とするキャンバーが~
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CENTER:&size(64){''8度''};~
LEFT:~
というのが大問題で、CADで検討してみた結果、35ミリ程内側に移動する。~
この数値はノーマルホイールでもブチ当たるし、そこに6.5Jのホイールなんてどう逆立ちしても履けるワケがないのだ。~
もちろんホイールオフセット値を小さくするか、ワイドトレッドスペーサーで逃げれば大丈夫。~
しかし35ミリものスペーサーを付けると、ハブへの負担もあるし、なによりも高い。~
今あるオフセット+40辺りのホイールをスペーサー無しに履けるようにするには、アクスル加工時になんとかしておく必要がある。~
てなモンで、かなりの大加工に発展したのであった・・・~
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てなモンで、今日は疲れたんでエエ加減寝ますわ。~
続きは後日・・・~
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'''●一行コメント'''
-軸詰めてタイヤハウス加工してみたらどうですか? -- [[gs136van]] &new{2006-07-08 07:39:45 (土)};

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