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CB650キャブOH

ピックアップコイル昇天  - 2005-12-24 21:08:36 (土) -

最近忙しくて構ってやれなかったのでチョイと作業。
しかし暇出来たのがクリスマスイブですか・・・orz

前回2番3番に火が飛んでなかったので先にチェック。
とりあえずポイントカバー開けてみたら・・・・ギャ〜!

CA310365.jpg

なんてこった・・・水が入ってサビサビやんけ。っていうかガスケット入ってない?何故?どうして?
っていうかこの年代ならポイント点火やろ〜磨いたら楽勝や〜なんて思ってたら、イッチョマエにフルトラやんけコレ。ぐは〜いったいなこれ〜
とりあえず落ち着いて不良箇所の特定。
ドライバーでピックアップ部を小突いてみたら、1,4番は火が飛ぶが2,3番は火が飛ばない。1,4番は正常と仮定して、コイルを入れ替えてみる。この状態でピックアップにイタズラしたら火が飛ぶ・・・コイルは生きてるな。
次にイグナイタのテスト。コイツは1コイル分のモノが2つ付いてる&コネクタも一緒なんで差し替えてピックアップにイタズラしたら火が飛んでる・・・あ〜やっぱ錆びたピックアップコイルかいな〜。
テスターを出してきて導通チェックしたら、どうも2,4番が怪しい・・・コンデンサっぽい挙動を示す。で、mVレンジに切り替え、1,4番のピックアップを小突くと電圧が出てくる。次に2,3番で試すと・・・アカン、ピックアップコイル確定じゃ。orz
コイルは流用利くし、イグナイタは最悪自作してしまえば良いんだけど、ピックアップコイルの流用は面倒やのぉ。
一応ピックアップコイルAssyの新品が

当時価格では

5000円ちょっとで安いんだけど、問題はいくらに値上がりしてるか・・・否、在庫があるのかどうかが問題。あとアドバンサーも錆びて動かない・・・多分分解して掃除してやりゃイケるとは思うんだけど、デリケートな部分だけに、出来れば新品にしてやりたいなぁ。

一行コメント


お名前:

続CB650キャブOH  - 2005-11-29 20:45:17 (火) -

とりあえずキャブ組めたんでエンジンに付けてテスト。
しかし1番キャブオーバーフロー。
ゴミでも噛んでるのか?と思ったけど、どうもそういうワケでもなさそうな感じ。
油面見てみてみたらエラい高いんちゃうんけ。
あとフロートバルブをケチらんと新品に換えた方が良さげ。

で、このままじゃつまらんので無理矢理始動してみた。(笑
苦しいながらもエンジン回り出した・・・けど2番3番火ぃ飛んでへんな。
多分ポイントサビとんやろう。
こりゃもういっぺんバラして油面再チェックやな。
それと燃料ホース要全交換。
あ〜まだまだ掛かるのぉ〜

続CB650キャブOH  - 2005-11-26 00:41:42 (土) -

先日のキャブOHの続き。
とりあえずバラしてしまう。

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普段ならガソリンが揮発して残ったスラッジだらけなのでキャブクリーナーに漬け込んで溶かすんだけど、今回はカラカラに乾いてしまっているのでおもむろにワイヤーブラシで擦ってしまう。

CA310373.jpg
CA310374.jpg


先日買ったリューターに真鍮ブラシを付け、ガシガシ落としておいた。
おかげでかなり楽出来た。
ジェットの掃除にはこんなのを使う。

CA310369.jpg


ジェット専用のリーマで、メインはともかくスロージェット、特に原付とかは穴が細いので、専用品でもないとやってらんない。
忘れがちなのがフロートバルブのスプリング。
今回は大丈夫だったけど、コレが縮んだままスラッジでこびりついてる事が多い。
無論コレのチェックを怠るとオーバーフローするので、せっかく組んだキャブをまたバラすハメになる。

CA310367.jpg


当然フロートバルブの本体側も忘れずに掃除。
今回は綿棒にコンパウンド付けて磨いておいた。

CA310361.jpg


内部のスラッジとサビを落としてから、クリーナーで外側の汚れを落とす。
今回はガスケット類を全部新品に換えるのでガスケットリムーバーを使用する。

CA310358.jpg


Oリング類と一緒に汚れも浮いてくるので、ブラシでガシガシ擦ってから、台所洗剤でガスケットリムーバーを洗い落とす。

CA310377.jpg


そして鍋とガスコンロで湯を沸かしておき、洗ったキャブをおもむろにブチ込むのだ。

CA310375.jpg


茹でてやると表面に残った洗剤分も取れるし、湯から上げて通路を軽くエアブローしておくだけで、キレイサッパリと乾いてくれる。
全部ブレーキクリーナーで洗ってたら何本有っても足らんからね。
錆びたボルト類は、ワイヤーブラシであらかた錆を取っておいてから、錆取り液で煮込む。

CA310378.jpg


錆取り液に限らず、化学薬品の類は温める事によって反応が促進される。
ただ急激に反応する場合もあるので、事前によくテストしとく事。

2番のキャブをバラしてたら加速ポンプが付いてた。
で、この加速ポンプのダイヤフラムが・・・シワシワですた。orz
しかも新品が出ない!

CA310310.jpg


苦し紛れに鍋で煮込んで温めて、形を整えてみたけど効果有ったのか無かったのか。
まあ硬いけどなんとか使えそう。

今日新品ガスケットを取ってきたんで、明日時間があれば組めるかな?

2005-11-21

昼前に起きて、某K氏に依頼されたCB650のキャブOH。

CA310356.jpg


CA310355.jpg


正直に言えば俺はCBに650が存在するなんて事は

マジ知らなんだ

ググってみても余程マイナーなのか情報が少ないし。
とりあえずバラしてみる。

CA310380.jpg


キタネ〜と思うかもしんないけど、こういうのは慣れてるというか、むしろ安心。
というのも、中途半端に放置期間が短いと、残った燃料がスライム化して悪臭を放ち、キャブクリーナーで洗ってもなかなか取れない。
しかしココまで放置すると、スライムが干からびてワイヤーブラシで擦れば取れるのだ。(笑
とりあえずガスケット類は完全にカピカピになってたので全交換。
ダメ元でホンダに問い合わせたら、現在7つ在庫有るってんで即注文。
CB650のオーナーの皆様、ウチが4つ消費してしまいますたゴメンなさい。m(_ _;)m
この後掃除を始めるのだが、その様子はまた後ほど。

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