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*雑多な作業 [#x5f4f39f]
日頃行う突発的な作業、分類するまでもない作業を紹介していきます。~
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**TE47レビンのマフラーと電動ファン化のメモ &new{2007-02-06 20:58:47 (火)}; [#s1eece03]
バイト先((本業です。))の本職の整備屋さんの~
CENTER:
&size(42){''アルバイトの下請け''};~
LEFT:
で、TE47レビンのマフラー修理・・・というか、今時の砲弾型に交換し、割れてしまったファンを電動化しました。~
まあオノレの車じゃない&許可も貰ってないので写真とかは掲載しないけど、メモみたいなカンジで。~
#lsx(new=true,depth=1)

マフラーは丁度転がってたRS-Rのエルグランド用を使用。~
予算の都合で、途中までのパイプはそのまま使い、リアサイレンサー部のみ交換。~
パイプはオデッセイのマフラーのパイプがキレイに刺さったので、ソレに割りを入れてバンドで固定。~
Y32のRマフラーの曲りパイプなんかを組み合わせて制作。~
音はまあこんなモンじゃね?ってカンジ。~
バッフル付けた状態でもチョイ抜け過ぎなカンジかなぁ。~
~
で、電ファン化は、元々のファンが割れてしまって、直そうとしたけど部品が取れない&多分前オーナーがファンのシュラウドを取って打ち捨ててしまったが故、部品揃えるよりも電動化にした方が早いんじゃね?ってカンジで行われた。~
H22Aミニカの薄型を組もうとしたんだけど、TE47のエンジンルームって異様に短い。~
2T-Gが無駄に長いってのもあると思うけど、とにかくエンジンルーム内にファンを付けるのは難しい。~
そこで、AE100カローラとかに使われている前置き押し込みのコンデンサーファンをラジエータ前面に設置。~
設置にはラジエーターの取り付けボルト4カ所に、自作のアルミステーを共締め。~
カローラ純正のゴムマウントを全て生かしてあるので振動&静粛性も問題無し。~
そしてバッテリー横に、これまたAE100のファンリレーボックスを増設。~
で、純正ラジエーターのロアタンクに穴を開け、真鍮棒から削り出したM16XP1.5のアダプタをハンダ付け。~
そこに4E-FEから取ってきたサーモスイッチを付けて、ロア側水温上昇に伴いファンが回るようにした。~
B接点のセンサー(普段はON)を使い、これまたB接点のリレーを介してファンを回しているので、万が一コネクタが抜けや断線が起きた場合はファンが回るようになってる。~
#back

あとついでに、ワイパーが何か合う物が無いかとの事で探してみたが、今時の車で使えそうなのはなかなか見つからない。~
そこで、L200Sミラのワイパーを加工流用した。~
シャフト部分のテーパーは一緒なのだが、根本がパイプ状になっており入らない。~
そこで、潔くパイプ部を切り落とし、更にブレードのロッドも切り落とす。~
ブレード根本から先端まで2回曲がってるんだけど、一番先端より最初の曲りだけ残し、2つ目の曲りは切り落としてしまおう。~
その上で片方だけ溶接仮付けを行い、角度を調節してから本溶接。~
最後は表面を研磨の上つや消しブラック塗装。~
あまりにも純正の様に収まりなんか色気が無いので、裏側のみビードを残し、苦労して加工したんやぞと自己主張させておいた。(笑~

しかしまあ外側は一見キレイけど、ボディー裏側と中身の程度はかなり悪い。~
当分は小遣いが稼げそうな車であった。(^^;~


'''●一行コメント'''
-47かー 新しすぎるなーと思っちゃうんですが、もう部品にこまっちゃうんですねぇ、、、  押し込み式の電動ファン、使えるかも! -- [[かーはら]] &new{2007-02-08 21:44:51 (木)};

#comment()
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**エンジン溶接機の修理 &new{2007-01-25 00:43:44 (木)}; [#k15a5c06]
せいりゅーさんのご依頼。~
昨日まで動いてたエンジン溶接機が動きません!と。~
現物持ってきてもらったんだけど、どうも怪しげな挙動。~
とりあえずスグには無理やから置いて帰って〜~

で、翌日じっくり様子を見てみる。~
俺がスグには無理と判断下した理由はコレだ。~

&attachref(MAV_0009.3G2);~

見事なバックファイヤーをありがとうございました。~
こりゃーつまらんトラブルでないのは明確である。~
とりあえず気になるのが、~

CENTER:
&size(48){''軽油の香り''};~
LEFT:

がする事。~
もしかして軽油を間違えて入れて、燃料抜き換えたけどキャブの底に溜まってて、ソレを中途半端に吸ってこんな事が起きている・・・という可能性は薄いけど、気になるのでキャブ外してバラして洗浄。~

&attachref(CA330337.JPG,zoom,256x192);~

再度組んでみて試すも状況は変わらず。~
こりゃ〜オオゴトになりそうやなと、筐体のケースを外してしまう。~
んで、とりあえず再度キャブ外してこんなテストを行う。~

&attachref(MAV_0010.3G2);~

ブレーキクリーナーをポートに直接ブチ込んでエンジンを回すと、圧縮と点火さえ正常ならばエンジンが始動するのだ。~
しかし状況は変わらず・・・とりあえず燃料系はシロだな。~
次に疑うべきは点火か・・・~

&attachref(CA330338.jpg,zoom,256x192);~

火が飛んでいるのは確認済みだけど、もしかしたらタイミングが悪くてバックファイヤー出してる?と思ったのだが、このタイプのコイルじゃぁ、絶対にタイミングは狂いようが無いワケで。~
という事は点火も一応シロ。~
じゃあなんだ?と考えてみて、ふと思い出したのがマフラーの詰まり。~
タマに[[泥蜂:http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1B2GGGL_jaJP205JP205&q=%E6%B3%A5%E8%9C%82&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=]]がマフラーの奥で巣を作ってエンジンが始動しなくなる・・・という事を数度経験してる。~
もしかして・・・ただコイツのマフラーは長いので、マフラー自体を外してテストしてみる。~
でもやっぱり状況変わらず・・・という事はバルブ周りですか・・・う〜ん程度によっちゃ~

CENTER:
&size(38){''別れの季節''};~
LEFT:

になるかもしれない。~
とりあえずヘッドカバーを開けてみたら・・・~

&attachref(CA330340.jpg,zoom,256x192);~

&attachref(CA330341.jpg,zoom,256x192);~

CENTER:
&size(42){''もしも〜し?''};~
LEFT:
確定で御座います。~
原因はロッカーアーム固定ボルトの緩みによる排気側ロッカーアーム外れ。~
もしかしてプッシュロッドがカムに噛み込まれてご臨終?とか思ったが、単純にロッカーアーム外れてプッシュロッドを外に弾き飛ばしてくれてたおかげで無事だった。~
メーカーの営業部に電話して、バルブクリアランスを問い合せて組立て。~

で、後は組み立てるだけなんだけど、リコイルのヒモが切れて、握り手が無くなってるのが気になる。~

&attachref(CA330342.jpg,zoom,256x192);~

そこで%%俺様のオナニー%%買いに行くのも面倒なんで、アルミパイプを溶接して作ってみる。~

&attachref(CA330344.jpg,zoom,256x192);~

チョイと風が吹いて、溶接が一部汚くなってしまったのが残念。~
そんなこんなで修理も完了。~

&attachref(CA330335.jpg,zoom,256x192);~


&attachref(MAV_0011.3G2);~

丁度そこに有った100Vコンプレッサーを繋いで回してみると、キチンと負荷に合わせて回転数を制御してる。~
バッチリやな。(^^~

'''●一行コメント'''
- 昔TL−50で同じ事ありました。2速全開の時意に反して強烈なエンジンブレーキ、立って乗っていたんで前にこけそうになりました。 -- [[コー]] &new{2007-01-25 23:02:55 (木)};


#christ(しらいしゃちょーは「神!」であられまする。,せいりゅー)
&new{2007-01-27 11:08:37 (土)};
- ロッカアームがずれるなんてあるんだぁ(^^;;;; ええもの見せていただきました -- [[よ]] &new{2007-01-27 14:56:25 (土)};


#christ((死後).裁きにあう,test,1)
&new{2007-02-08 17:22:20 (木)};
#commentx
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**無理難題 &new{2007-01-24 23:51:41 (水)}; [#v241e5b9]

&attachref(CA330314_0.jpg,zoom,256x192);~

ウチの常連さんが企んでいる無理難題。~
キュービックにZ32キャリパーを組み、純正ワッフルホイールを履かせようと。~
一応目星は付いたんだけどどうなるかなぁ・・・~

'''●一行コメント'''
#commentx
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**思い付きの実験 &new{2007-01-15 21:12:42 (月)}; [#hc977b8e]
仕事に一段落付け、事務所でタバコ吸いながら、車由来のゴミのリサイクルについてググってた時にふと思い付いた。~
あ、もしかして・・・~
これは結構使えるかもしんないから早速実験である。~
まずは実験に欠かせない実験器具を作る為にホムセンに走り、こんなものを買ってくる。~

&attachref(CA330314.jpg,zoom,256x192);~

何の変哲もない、普通の瓶である。~
そして、ネジ箱からM8のボルトを拾い上げ、旋盤で掴んで削る。~

&attachref(CA330312a.jpg,zoom,256x192);~

するとこういうモノが出来上がる。~

&attachref(CA330313.jpg,zoom,256x192);~

で、瓶の蓋に穴を開け、削ったボルトにOリングを入れて・・・

&attachref(CA330315.jpg,zoom,256x192);~

締めるとこういうモノが完成した。~

&attachref(CA330316.jpg,zoom,256x192);~

そしてこの瓶に98%のLLCを入れて、ゴルフのドアロック用バキュームポンプとワンウェイバルブ、負圧メーターを配管してやる。~

&attachref(CA330318.jpg,zoom,256x192);~

この状態で真空引きを行うとどうなるのか・・・要は、バイト先((本業です。))で車潰す時に、LLCの回収を行うワケだけど、コイツら馬鹿正直に溜めてたら嵩が高いので処理費用も高いのだ。~
で、このLLCを手軽に減容出来ないか・・・炊くと臭いが出るから真空で水分を抜けばもっとスマートに減容出来るんじゃないか?と。~

さっそくポンプ起動して-86kPa(650mmHg)辺りまで減圧してみる。~
すると・・・~

&attachref(CA330320.jpg,zoom,256x192);~

これと言ってドラマチックな事が起きるワケでもありません。~
というか起きてもらっては困るのだ。~
肝心のLLCが蒸発して消えてしまうと、~

CENTER:
&size(48){''嬉しいが困る''};~
LEFT:

のだ。~
この事を確認してから本番。~
先のクーラントに水を入れるワケだ。~

&attachref(CA330321.jpg,zoom,256x192);~

そしてまたまた-86kPa辺りまで減圧すると・・・~

&attachref(CA330322.jpg,zoom,256x192);~

CENTER:
&size(48){''何も起きません''};~
LEFT:

よーく見ると、微妙に泡立ってるような無いような・・・~

まあ失敗ですわな。orz~
で、何が失敗かと言えば、結局は液温が低いから、いくら圧力低い言うても沸騰せんワケですよコレが。~
てなモンでLLCを出し、ポットのお湯を入れて減圧してみる。~

&attachref(MAV_0008.3G2);~

このように沸騰してくれる。~
でも事前に温めないといけないのなら、それこそ~

CENTER:
&size(42){''普通に炊けば良い''};~
LEFT:

ワケでありまして。~
う〜ん世の中そう甘くは無いですわ。~

しかし作ったコレどうしよ?~
どっかにゴキブリでも居おいこらなにをあqすぇdrfgtyふじこlp;~

'''●一行コメント'''
- 似たようなのを作った事有りますが ゴキちゃんは(死ぬ)だけで.特に変化ありませんでしたorz -- [[たかやん]] &new{2007-01-15 22:19:56 (月)};
- 水は水素結合という分子間で強固な結合を起こすので減圧にしただけでは飛びません。100mmHg以下、80℃ぐらいだとガバガバ飛びますけど。 -- [[しめじ]] &new{2007-01-15 23:39:02 (月)};
- 妖怪人間が生まれるのも時間の問題ですね -- [[acchi]] &new{2007-01-16 10:10:42 (火)};
- LLCを水と二炭化酸素に分解するバクテリアなんか居たら良いですね〜 廃車から集めたLLCをドラム缶に入れておいて、 -- [[ぶち]] &new{2007-01-16 22:04:19 (火)};
- Enter押しちゃった orz -- [[ぶち]] &new{2007-01-16 22:05:09 (火)};
- ドライイーストみたいになっているバクテリアを入れると、1週間くらいで分解し切って、水が残るのみ。 -- [[ぶち]] &new{2007-01-16 22:06:31 (火)};
- LLCの成分って『エチレングリコール』ですよね?大学の研究室にこれを食う -- [[皮膜課皮膜係]] &new{2007-01-17 00:59:30 (水)};
- バクテリアを飼ってましたが…。途中で切れてしまった。 -- [[皮膜課皮膜係]] &new{2007-01-17 01:00:36 (水)};
- へー、ゴルフってこんな真空ポンプで動かしてるんですねぇ、、 確かに何かに使えそうだ -- [[かーはら]] &new{2007-01-17 17:22:50 (水)};
- 個人では・・・紙に吸わせて捨てるしかないか・・・ ええ、すんません、薄めて下水に流してましたよ・・・今後は悔い改めますです。 -- [[Jun]] &new{2007-01-17 19:27:26 (水)};
- ちなみにこのゴルフのドアロックポンプ、負圧は-85kPa程度、モーター逆に回したら120k(確か)程度出せたと思います。便利でっせ。>かーはら -- [[しらいまさや]] &new{2007-01-18 01:22:59 (木)};
- お初にコメント入れさせて頂きます。いきなり質問でなんなんですが、掃除機ってのはどの位の不圧が出るモンなでしょうか? -- [[1709.ryc]] &new{2007-01-28 12:00:25 (日)};

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**ナビの修理?  - 2006-10-25 20:42:47 (水) - [#c1c06732]
トヨタ純正の2DIN一体型ナビで、フロントパネルが電気仕掛けでパコパコ動くヤツ。~
これがバカになって上手く動かない。~
超型遅れだけど、トラックにでも付けたろうと思い修理してみる事に。~
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ぶっちゃけた原因はコレだ。~
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&attachref(CA330242.jpg,zoom,256x192);~
~
フロントパネルを動かすラックギアを駆動するギアのシャフトが見事にポッキリと逝ってる。~
さすがに溶接は無理だし、接着剤じゃぁ保たない。~
となれば、この折れたパーツを新造するしかあるまい。~
~
&attachref(CA330241.jpg,zoom,256x192);~
~
使えそうな手頃な材料が真鍮しか無かった。~
ホントはS45Cや工具鋼なんかで作って焼き入れた方が良いんだけど、まあそこまで凝っても仕方なかろう。~
ちなみに写真は、自作バイトでCリングの溝切りしてるトコ。~
んで完成品がコレ。~
~
&attachref(CA330243.jpg,zoom,256x192);~
~
んでもって折れたシャフトの台座を落とし、更に穴径を拡大。~
~
&attachref(CA330244.jpg,zoom,256x192);~
~
そして裏側でハンダ付けしてしまう。~
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&attachref(CA330245.jpg,zoom,256x192);~
~
こうして新造シャフトが無事についた。~
~
&attachref(CA330246.jpg,zoom,256x192);~
~
このシャフトに携帯動物性油脂(鼻の脂とも言う)を塗り、ギアを入れて完成。~
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&attachref(CA330247.jpg,zoom,256x192);~
~
これで無事に動くようになった・・・けど、やっぱ真鍮じゃ強度が頼りない・・・~
やはり焼入出来る硬い材料でないとヤバげな予感。~
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'''●一行コメント'''
-どうせなら根本を太くしちゃうとかいかが。SCM材とかいかが?粘りも有ってよさげですよ〜高いけどw -- [[Jun]] &new{2006-10-26 03:32:38 (木)};
-ギヤの穴を大きくしてシャフトを太くするつうのはどうでしょう? -- [[ヨッシィー]] &new{2006-10-26 20:01:58 (木)};

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**ルームエアコン取り替え  &new{2006-09-25 03:20:45 (月)}; [#cf2f56e0]
盆目前の朝の出来事である。~
朝起きてタバコをくわえながらテレビの電源を入れる・・・あれ?何故かテレビが付かないではないか。~
どうやらブレーカーが落ちているようで、とりあえず配電盤に向かい、トリップしたブレーカーを入れてみるが、再度トリップする様子は無い。~
万が一の事を考え、速攻で部屋に戻り臭いを嗅ぐが、焦げたような臭いは無い。~
何故ブレーカーが落ちたのか・・・もしかして・・・昨日の夜エアコンを付けてウトウトし、そのまま眠ってしまってたのだ。~
という事は・・・エアコンの電源を入れてみると妙に冷えない。~
そしてブチンと部屋の電源が落ちた・・・間違いない、犯人はエアコンである。~
しかもこういう落ち方をするのは、間違いなくコンプレッサーのトラブルであろう。~
そういや俺が中2の頃に付けたエアコンだったかな。~
かれこれ17年ぐらいタバコのヤニにまみれながらも頑張ったのか・・・永らくご苦労様だった。~
残念だがコンプレッサートラブルだと補修部品で新品が買えるであろう。~
まだまだ治して使ってみたい気もするけど、ここは潔く交換である。~
~
で、早速電材屋のツレにエアコンの出物があるか問い合わせてみると、丁度三菱の2.8kがあって、結構な破格で出せるとの事。~
どうせならブレーカー増設して200V化したかったけど、予算の都合もあるし、なによりも俺の部屋は無駄に蒸暑く、この次期にエアコンが無いと~
~
CENTER:&size(42){''生死に関わる''};~
LEFT:~
ので、諦めて100Vの2.8kと配管キットを発注。~
~
で、盆前にエアコン本体は届いたが配管キットがギリギリで届かない。~
盆を目の前に控え、体も休められないのではやってられん。~
勿体ないが近所のホムセンで配管キットを買ってくる。~
しかし最近のホムセンはこんなモンまで売っとるんかい・・・~
で、工場で梱包を開封し、マゴソに作業工具一式も積み込み家に向かう。~
~
&attachref(CA330098_0.jpg,zoom,256x192);~
~
一体ドコの電設屋がドコの現場に向かうのですか?って状態。~
真っ先にフロン回収機を運び込み、エアコンのガスを回収。~
~
&attachref(CA330099.jpg,zoom,256x192);~
~
本当ならポンプダウン運転を行い、室外機(以下外機)にフロンを回収してしまえば良いのだが、残念ながらコンプレッサーが逝ってるのでポンプダウンを行えない。~
って言うかなんで回収機あるんじゃオマエってなモンだが、キョウビの真っ当な解体屋は、リサイクル法の絡みで、~
~
CENTER:&size(42){''回収機無しじゃ商売にならん''};~
LEFT:~
のですよ。~
まあリサイクル法以前から回収機持ってたんだけどね。~
で、設備屋の叔父貴のトコのR22ボンベにガスをブチ込んでおく。~
大気解放しちゃいけませんぜ。~
~
ガス回収が済んだら、古い室内機(以下内機)とその配管を撤去する。~
~
&attachref(CA330102.jpg,zoom,256x192);~
~
&attachref(CA330100.jpg,zoom,256x192);~
~
いや〜永らく本当にご苦労様であった。~
配管の断熱材の劣化具合が年代を物語ってるな。~
で、撤去した内機の位置に、新しい内機のベース(正式名称忘れた)を取り付けるのだが、施工説明書やベース自身に配管の位置等が書いてあるので、その通りに取り付けする。~
~
&attachref(CA330104.jpg,zoom,256x192);~
~
それと同時にレベルで水平もキッチリ取っておく。~
レベルを引っかけられるようになってるのでコレを利用する。~
~
&attachref(CA330105.jpg,zoom,256x192);~
~
エアコンはドレン水が出るんだけど、水平が取れていないとコレが排出されなくなるので水漏れしたり、内部で腐って悪臭を放つのでテキトーにやらない事。~
~
&attachref(CA330106.jpg,zoom,256x192);~
~
わかるだろうか?~
写真ではベースが傾いてるように見えるけど、実はコレが水平。~
大昔(30年以上?)に建てた時に木版ベース自体が傾いて付いてるので、コレを基準にして、目で見て付けたらエラい事になるのだ。~
そういや十何年か前にエアコン交換した時も、叔父貴がアレ?と言ってたような覚えがある。(笑~
そして内機の配管を引っ張り出し、壁の穴に差し込みつつベースに引っかけて内機設置終了。~
~
続いて外機の設置と配線&配管。~
以前の外機を撤去し、新しい外機を置く。~
外機の土台は再利用するつもりだったけど、ネジがサビて回る気配が全くない。~
これは後日買ってこよう。~
そして配管。~
エアコンの配管はフレア接続で、このフレアをしくじると全ての作業がパーになるので慎重に。~
市販の配管キットを使うと既にフレア加工されているので非常に便利。~
~
&attachref(CA330109.jpg,zoom,256x192);~
~
&attachref(CA330111.jpg,zoom,256x192);~
~
内機の配管を露出させ、フレア面をキズ付けないよう、慎重にユニオンを接続する。~
~
&attachref(CA330112.jpg,zoom,256x192);~
~
高圧側のユニオンは2分と小さいので、素人感覚で締めるとブチ切れる可能性がある。~
だからって緩いとガスが漏れるんで、出来ればトルクレンチを使って締めよう。~
俺は素人だけど、長年培ってきた手ルクレンチで締めておく。~
ユニオンはイッキに締めずに、フレアの座りを確認しつつ何度かに分けて締めると失敗が少ないかもしれない。~
この調子で外機側にも接続し、配線は後回しにして、システム内の真空引きを行う。~
~
&attachref(CA330115.jpg,zoom,256x192);~
~
以前の冷媒(R22)時代はエアパージ・・・まあ外機の低圧側配管を緩めておいて高圧側を開き、内部の空気(と水分)をフロンで押し出してしまう程度で十分だったそうだが、今時のエアコンの新冷媒(R410A)は何かとシビアなんだそうだ。~
とにかく混ざりモノを嫌う・・・空気や水分はもちろん、以前のエアコンの配管を再利用するのも、配管内のスニソオイルを完璧にクリーニングしてからでないとダメだそうだ。~
更には真空引き時に、サービスバルブから旧冷媒のスニソを少し吸ってもダメらしい。~
施工説明書にはそういう事がもうエエっちゅーくらいに書いてある。~
だから時間を掛けて徹底的に真空引きしたいので、配線よりも先に真空引きしておけば良いのだ。~
~
新冷媒のサービスバルブ操作はコレが必要。~
~
&attachref(CA330114.jpg,zoom,256x192);~
~
タダのバルブに見えるけど、実はバルブでなくて、上のノブを回したら、ネジが切られた棒が出入りするだけのシロモノ。~
実はコレ、配管を繋いだままサービスバルブのムシを押したり放したりする構造になってて、高圧な新冷媒を大気解放したり、真空引き時に変なモノをシステム内に引っ張り込まないようにする気の利いたヤツだ。~
コレを使って真空ポンプ(今回は回収機)を接続して真空引きを行い、その間に内機と外機間の配線を済ませておこう。~
~
&attachref(CA330108.jpg,zoom,256x192);~
~
気が済むまで真空引きしたら、マニホールドのバルブを締めてからポンプを止める。~
そして数分放置してマニホールドのメーターが動いてない事を確認。~
もし配管をミスってたらエアを吸って真空度が下がるのでわかる。~
エア吸いが無いのを確認してから、サービスバルブのムシを締め、高圧バルブをゆっくりと解放する。~
~
&attachref(CA330116.jpg,zoom,256x192);~
~
するとシステム内にフロンが回るので、ここで低圧側バルブを解放する。~
これでエアコンを試運転してみて、実際に冷えるか&ユニオン部で冷媒が漏れていないかをモンジュ液(石けん液)を付けて確認。~
今回付けたエアコンは、初回起動時はリモコンで操作せずに、本体側緊急運転スイッチで起動せよとなってた。~
自己診断とか色々あるらしい・・・最近のエアコンは賢いモンだ。~
~
ユニオン部の冷媒洩れが無いのを確認してから、接続キット同梱のテープで配管を保護する。~
これでエアコン取り付け完了!~
涼しい風が写真に写らないのが残念である。(当り前じゃ)~
~
&attachref(CA330117.jpg,zoom,256x192);~
~
いや〜涼しい。これでクソ暑い部屋ともおさらばじゃ。~
改めてエアコンの偉大さを思い知ったよ。(^^~
~
てなモンで総括。~
俺のように何故か真空ポンプ、またはソレに準ずるモノを持っていない限り、エアパージが不可能な新冷媒エアコンの設置は~
~
CENTER:&size(48){''絶対にムリ!''};~
LEFT:~
と言い切る。~
精々引越し時のポンプダウンがやっとじゃないかな。(--;~
~
'''●一行コメント'''
-お疲れさんです。未だに糞業者は真空ポンプ無しで施工してますよ。うちのもそうかも(^_^;) -- [[Jun]] &new{2006-09-25 10:10:08 (月)};
-10年ぶりくらいにエアコンの工事手順を見てなつかしス。エアコンの故障の9割はドレン、とか自分でフレア切ってヘタして接続部でブチ切れたりしたのがいい思い出。最近の冷媒は神経質なんだねえ、とかね。なんで空気を吸っちゃいけないのかっつーと多分中で凍ってコンプレッサやポンプをいためるせいでしょうね。 -- [[nomad]] &new{2006-09-25 22:29:07 (月)};
- そういえば据え置き型のエアコンが前に勤めていた会社の俺の部屋に座っていたんですが、なんかエアコンが臭いと思ってバラしたらドレントレイにゴキブリの死骸がウジャウジャ・・・orz。 どーやら据え置きなんでドレンホースが短くて夜中に排水溝に突っ込んだドレンホースからゴキちゃんが上がってきて溺死した模様。鳥肌立てながら下敷き切ってすくって掃除しましたよ・・・。んでドレンホースに網かけて終了。 -- [[えぷしょん]] &new{2007-02-08 03:34:48 (木)};

#commentx
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**過去の雑多な作業 [#i8aa3624]
[[・その1(2005/12/12〜2006/08/07)>雑多な作業/その1]]~
~

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