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*エンジン移植 [#z53511f6]
いよいよメインのエンジン載せ換えだ。~
はやる心を抑えながら、シフトワイヤーとエンジンの通る穴を開けておく。~
そして準備しておいたエンジンを釣り上げ、アルトに放り込んでみる。~
が・・・

&256x(32){入らないぞぉぉ!};

やばい。これはやばい。マジでやばい。~
顔の血が下がり、ちびまるこちゃんみたいに
&256x(32){縦線が10本くらい入る};
落ち着いてみる。とりあえず悩んでみる。~
色々と原因を考えてみる。~
クランクシャフトプーリーが右サイドメンバーにヒットしている。なぜだ・・・~
ふと思いつき、おもむろに金尺を手に取り、アルトとセルボのフロントサイドメンバー((クランクプーリーの前のメンバー))の厚みを調べてみる。~
フフフ・・・これである。

アルトは3気筒。セルボは4気筒。どう考えても1気筒多い。~
ミッションケースもミッションマウントも3気筒と共通。~
あとこの寸法差をどこで吸収しているかと言えば、このサイドメンバーなのであった。~
アルトと比べると、その厚みがおおかた半分になっているのだ。

更に、エンジンメンバーが、3気筒とは互換がない。~
コイツは用意していなかったので、買ってこなければならない。~
正月中の完成は不可能、チャリンコ通勤確定である。~
完全に見過ごしていた。事前にわかっていたなら確実に諦めていただろう。~
とにかく対応策を考えてみる。

-ツインカム3気筒エンジンを積む
-サイドメンバーを交換する
-サイドメンバーを加工する
-ノーマルに戻す

3気筒エンジンを載せれば間違いない。そりゃ当然だ。~
しかしこの部品取り車に大枚はたいている。それだけは絶対にいやだ。~
で、このエンジンを積むには、サイドメンバーをスポット剥がして交換する以外には手がない。~
しかし新品で取り寄せなくてはならない。~
今は正月だ。当然部品が来る訳もない。~
おまけに金を出すのは嫌なのだ・・・

残った選択肢はノーマルに戻すことである。今ならやり直しは効く。~
大枚5枚はちょっと大きな勉強代だと思えば・・・

と思いながら、手には金尺とペイントマーカーを持っている。~
もう
&256x(32){キレてしまいました};
ノーマルに戻す位なら廃車だこんなクソ車!~
やってみんことにはわからん。~
どーせ次の車検を受けるつもりは毛頭無い。

そう、禁断のメンバー加工である。~
ケンカする部分だけ、セルボと限りなく寸法を近づけるのである。~
メンバーを半分に切り、フタをするのである。~
確実に強度は落ちるだろうから、前輪ロアアームのブラケット部分は極力加工するとこのないようにしておく。~
こうしておけば、加工した部分が受ける大きな力は、スタビライザーからの入力くらいである。~

あれこれ考えながらケガき、加工する時間もないので、フロアカーペットとコートを片っ端から剥いでおく。~
プロペラシャフトのセンターベアリング取り付けブラケットを溶接する準備である。~
ついでにワイヤー式シフトリンケージを付ける穴もケガいておく。

これだけやって、ふてくされて寝てしまう。良い子は良く寝る。寝る子は育つだ。

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