日記/2007/06/17 のバックアップ(No.3)

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2007年6月17日の日記 †

ブラックポット †

今日は姫路の愉快な仲間達といっしょに炭会。
で、久々にダッチオーブンを出してきました。

何を焼いたかと言うと、定番中の定番スタッフドチキン。

2kgの丸鶏を使い、前日にニンニクスライス、セロリetcの香草、ローリエ、ブラックペッパーなんぞを腹にブチ込み、更に袋の外からもニンニクスライス、ブラックペッパーを振って冷蔵庫で一晩寝かす。
翌日腹の詰め物を出してしまい、かわりに冷凍のカレーピラフ（今回は代用品として冷凍ピビンバ)を詰めておく。
今回はパリっと仕上げたかったので、上火をかなり強めに設定。
更にオリーブオイルを鶏にドバドバっとかけておいて、揚げるようなイメージで。
今回は当たりかな。

もう皆様鼻息荒く鶏を取り囲み、毎度のようにソッコーで無くなっていく。

この中のメシがめっちゃくちゃ美味いんですよ。
毎回大好評で、

俺自身はあんまり食った事無い

んですけどね。(^^;
この後ガラを回収し、水を入れて炊いてスープにする。
ちなみにコレはダッチオーブンの掃除も兼ねている。(笑
まあ鶏一匹分のガラしか無いので大したダシも出ないから、反則技として固形チキンスープを足したんですが。(^^;

ホムセンで売ってた安物のダッチオーブンだけど、結構良いカンジに育ってきて、今回のスタッフドチキンでもコゲらしいコゲも出来なかったし、お湯入れて焚いて洗った後、

テフロン加工のフライパン

のように水を弾いてくれる。
いや～頑張った甲斐ありましたわ。
次は何作ろかな？

↑

サル目ヒトモドキ †

実はこの炭会の準備をしつつ参加者を待っていると、一組なかなかやってこない。
かなり遅れてきて話を聞いてみると、どうも物損事故に遭ったそうな。
で、その相手が、先日の日記のような

サル目ヒトモドキ科ヤカラヲヤジ

ですわ。
ウロ覚えなんだけど、追い越し禁止の場所から追い越して来て、無理矢理前に割り込んでバンパーのカド同士を擦った・・・ってカンジ。
で、自分でブツけておいてからウインカー出してないオマエが悪いだのなんだのと輩巻いて、ゴメンの一言も言わずなかなか自分の非を認めようとしない。
被害者も語りつつ半ギレ状態。

で、炭会をやってる最中に、車の破損状況の写真を撮りに来ると言う。
どうやらボッタクられないように・・・という配慮らしい。
しかしそれはヒトモドキにとっての不幸の始まりであった。

写真を撮りに来て、被害者も車の所に行った。
なにやら二人で話を始めたので、俺と愉快な仲間達は、示談の

アドバイス

に向かったのだ。(笑
横で聞いてると己のやった事を棚に上げてアレコレ言う割には車の価格やグレード、修理を出す店や額をやたらと気にする。
そして過失割合を出そうとするのを極端に嫌がる。
ほほう、このヒトモドキは口で言う威勢の割には

己の過失を明確に自覚

しており、結局輩巻いてグダグダ状態に持っていって

賠償額の値切り

をしようとしとるのである。
そんでもって安ければ払ってやっても良いが、値段高かったら逃げてしもたれ俺様頭良いみたいな。
そんな安っぽいハラなんぞミエミエやっちゅーに。
ダテに俺は悲しいかな、ヒトモドキの相手慣れてへんぞコラ。

まあ色々と折衝有り、とりあえず最初に過失割合を決めることから逃げようとする。
結局ソコがコイツの泣き所であるからソコを徹底的にイジめまくり、最終的にはオノレの言うてる事がどれだけスジ通らんかを、俺を筆頭に

頭数で無理矢理押し通し

て、被害者に過失割合で10:0認めなければ裁判も辞さない覚悟を見せつける。
その上で現役解体屋と元修理屋さんが超リアルな修理代シミュレーションを出して、

10:0認めて5万出したらスッキリするぞ

という空気を作り上げる。
サルも観念したようで、10:0の示談書をボッタくる事に成功した。(ﾆﾔ
ちなみに正直に言えば、保険屋相手の交渉になると、こちらも多少は動いている以上まず10:0にはならないのだ。ｹｹｹ*1

で、示談書交わした後でも修理代と修理する工場でアレコレ文句を言う。
コッチは得体の知れん工場に持って行かれてテキトーにやられると困るし、アッチはボッタくられたらどうしようと不安で仕方が無いらしい。
で、まあそない言うんやったら、絶対間違いの無いディーラーで見積上げてソレで示談したら？とアドバイス。
無論これも俺と元修理屋さんの阿吽の呼吸で、ディーラーの見積が

無駄に高い

のを承知の上で言うてるのだ。
車はアルテッツァジータで、コイツは塗装済バンバーが純正で出る＆大体4万チョイくらい。
コレに交換工賃としてディーラーなら5000円で1.5～2Hはボるだろうと。
まあ実際は

ポリッシャーで磨いたら終了

なんだけどね。ｹｹｹｹｹ

結局その案で折り合いが付き、丁度すぐソコにトヨタのディーラーが有ったから両者共々出向き、見積を見て納得したとの事。
一応俺は

後でヘソ曲げるんじゃないか

と危惧しとるのですが、件のサルも糞貧乏でもなさそうだから取りっぱぐれは無いだろう。

後の話になるのだが、見積出てから件のサルがこうヌカしたそうである。

あの人ら何物ですか？

と。
どうも、コッチが言う金額は完璧にボッタクリだと思いこんでたら、出てきた見積が

ド真ん中ホームラン

だったらしく、納得せざるを得なくなったようなのだ。(笑

しかし件のサルは最初己が上手く交渉して値切ろうとしたが交渉ヘタ過ぎ。
自分の非を認識しながらも一切認めず、俺様の都合だけ押し通そうとしたから大失敗コイたのである。
交渉とは、自分の譲れない最低限の部分は守りつつ、譲っても良い部分を美味そうなエサに使い、最大限の譲歩を引き出すのが重要なのである。*2
ちなみにもし俺が今回の加害者だった場合、真っ先に

僕が悪ぃございました申し訳ございません

と謝るわな。
それが日本人として*3の礼儀であり、その礼儀を尽くしたのであれば可能な範囲で譲歩をしてあげるのも人としての礼儀・・・例えばコンパウンドで磨いてみてダメなら仕方ないけど、もしキレイになれば今日の愉快な仲間達の酒代でもくれりゃ堪忍してあげても良かったのだ。

最後に、サル目ヒトモドキ科を相手にする場合に覚えておいて欲しい事。それは、ヒトモドキは

俺様の本能と御都合でしか行動出来ない

という事である。
だから、人間らしい駆け引きが

激しく効くか全く効かないか

のどちらかになるのである。
今回は己の損益に関して多少考えられたからこそ、逆手に取られて毟られたのである。
先日書いた当て逃げヒトモドキも、かなりのツワモノではあるが初期の段階で上手くハメ込めば徹底的に毟れただろう。
俺のマゴソをブッ潰したクソババアは、法に縛られるカタギではまず取れない相手・・・いわゆる最強のヒトモドキである。
人間じゃなく畜生同然の存在であるからして、結局はドツき回して奪うか、恐怖で支配し言う事聞かすのがベストであるし、それは彼らが生きる世界の道理であるからして非道でも何でも無いのだ。*4
ただ法に縛られてしまうカタギには出来る事と出来ない事があるワケで・・・以前はそういうモノに縛られないが、道理にはキツく縛られたある存在*5が代わりに・・・いう話は置いておいて、とにかく相手がもっともらしく宣う事を決して額面通りに受け取ってはならない。
落ち着いて斜め上から見てやると、話の切り口が見えてくるハズである。

↑