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- 備忘録/電子工作/電子部品/E系列 へ行く。
- 1 (2008-04-02 (水) 08:29:17)
- 2 (2008-04-02 (水) 08:38:09)
- 3 (2008-04-02 (水) 08:38:09)
E系列について †
電子部品の値、例えば抵抗だと何オーム、コンデンサだと何uFという値がありますが、これを1から1000まで作れば1000種類、その小数点や小数点以下まで作ろうとすると
天文学的数字
になりかねません。
そこで、電子部品の値は標準数列(JIS C5063)、俗称E系列という規格に沿ってラインナップされています。
この系列の数値を揃えておけば、複数本の組み合わせで大体の抵抗値、静電容量を作る事が出来ます。
まあ本当は、誤差の範囲でうんたらかんたらというのが正解なんですが、分かり易く言えばそんなもんだろと私は理解しております。
私のように近所にパーツ屋さんが無い地方の人間が、パーツの在庫を揃えようとする時は、このE系列を考えながら揃えましょう。
まずはE3系列から揃え、E6、E12、E24と揃えて行けば良いでしょう。
そして整理する時も、E系列に合わせて整理すれば間違いが無いです。
もちろん設計する時も、極力E系列にあるような値を選ぶようにします。
E系列表 †
E3 | 10 | 22 | 47 |
E6 | 10 | 15 | 22 | 33 | 47 | 68 |
E12 | 10 | 12 | 15 | 18 | 22 | 27 | 33 | 39 | 47 | 56 | 68 | 82 |
E24 | 10 | 11 | 12 | 13 | 15 | 16 | 18 | 20 | 22 | 24 | 27 | 30 | 33 | 36 | 39 | 43 | 47 | 51 | 56 | 62 | 68 | 75 | 82 | 91 |
各部品のE系列 †
- 抵抗
一般的にはE12〜E24系列が使われます。在庫を持つなら少なくともE12系列を目指しましょう。けど一桁台からメガ台まで揃えるの大変なんですよねぇ。(^^;
- 電解コンデンサ
概ねE6系列のモノしかありません。時々E12系列も見かけますがかなり稀です。部品の用途を考えると、自作の領域ならE3系列あれば上等じゃないかな?と思います。
ただコイツら電圧別なのが面倒なのと、容量デカいのはデカいから整理が面倒なんですよねぇ。
- セラ・マイラーコンデンサ
こちらもE6系列が主ですね。電解コンデンサと違い、電圧もほぼ無視出来るし、タイミング的な部分に使いますから、E6フルコンプを目指したいところですが、一桁目指すのはかなり辛い?(笑
- コイル ディジタル系の工作ではあんまり使いませんので、私の場合はかなり大雑把に集めています。基本的にE6系列かな?
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