■噴出板に戻る■  最後のレスまで飛ぶ  レスを全部見る  最新レス100件を見る
仲魔なりたいです.
441  深紅の笛吹きカプー  2010/04/04(Sun) 23:13
    48.net124047244.t-com.ne.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
 構造的にはアーク溶接ですね。電極には一般に酸化と耐熱に強いトリチウムタングステンなる物を使い電極は溶けません。

 ただ溶接の感覚はガス溶接とほぼ感覚は一緒です。ガス溶接が上手い人がTIGやると仕上がりも奇麗にあがります。ここでの大きな違いとして面積における時間単位あたりの熱量が圧倒的にTIGは有利な事です。言いかえればアセチレン溶接では広範囲で歪と材料酸化が激しのに対しTIGはアセチレン溶接よりこの辺が有利になります。また一般的にアーク溶接に比べ溶接仕上がりが奇麗なので美観が向上します。アーク溶接の場合接合面以外に多量のスパッタが飛ぶのでこの除去が非常に面倒になります。また、スラグの除去など溶接後の後処理が必要になるなど加工時間の短縮にも繋がります。
 僕の祖父は三菱造船に居た人で1級アーク溶接技能者でした。圧力容器や、カチ上げ溶接天井面溶接等を得意とし満タンに入った原油タンクや稼働中の原子力格納容器をその場で溶接修理するなんて朝飯前の人でしたが、4年前脳溢血で脳機能の一部を失ってしまい今は自宅でのんびりしてます。

 それと燃焼機インナーライナーは設計の仕方で普通のSUS304で十分いけるはずです。要は冷却の問題ファイヤーフレームをライナーの内側を舐める事が無いように空気層流を作るようにすればまず溶け落ちる事は無いはずです。タービンをインコネルで作るとなると非常に硬くて脆い材質なんで加工が大変です。金型作ってプレスするならシワがよるでしょうがなんとかいけるかも?しれません。何せ加工が大変な部材なので加工技術もそうですが工作機器の面でも設備が揃っていないと大変です。


sage  pre  等幅 書き込み後もこのスレッドに留まる
名前: メール:

■噴出板に戻る■  ページの先頭まで飛ぶ  レスを全部見る  最新レス100件を見る

readres.cgi ver.1.68
(c)megabbs
(original)