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音楽、作ってみないか?
28  相生の名無し  2008/06/02(Mon) 01:49
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そして、オシレーターとフィルターとアンプは、電圧でコントロール可能。
それゆえ、Voltage Controlled Oscillator、略してVCO
Voltage Controlled Filter、略してVCF
Voltage Controlled Amplifier、略してVCAと呼ばれております。

制御用の電圧のことをControl Voltage、略してCVと呼びます。
つまり、VCOに与えるCVによって音程が変わり
VCFに与えるCVによってフィルタのカットオフ周波数が変わり
VCAに与えるCVによって音量が変化していくわけです。

CVを吐き出すソースにはいろいろあります。

キーボード。通常はVCOに直結して音程を決めます。

エンベロープ・ジェネレーター(EG)。音に変化の富んだ変調を加えるために使います。
主にVCAにつなぎ、立ち上がりの早い音、立ち上がりの遅い音、立下りの早い音、立下りの早い音などの変化を加えます。
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こういう形の電圧を吐き出す訳です。この斜めの角度が立つと立ち上がりや立下りの早い音に、
寝ると遅い音になるわけです。

Low Frequency Oscillator(LFO)、ぶっちゃけVCOと同じものですが、やたらめったら低い周波数を出せるのが特徴。
たとえば0.1Hzとか。これの使い道は自由自在。
VCOに掛けると、音程がウヨウヨと揺れる。
VCFに掛けると、音色がワウワウと揺れる。
VCAに掛けると、音量がワンワンと揺れる。

つまるところ、VCOとVCFとVCAにCVで命令を与える、というのが
シンセサイザーの音色作りの全てです。
もちろんこれはアナログシンセサイザーでの話しですが、
デジタル音源でも十中八九同じ考え方が採用されています。

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