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作業日誌 †
ガンダムの修理 - 2006-03-15 20:56:01 (水) - †
仕事の用事で外出してたら携帯が鳴った。相手は姉貴のようだ。
何の用やねん?と出てみると・・・姉貴の息子、まあ甥っ子でしたわ。
で、その甥っ子がエラい切羽詰まった感じの声で相談が有ると言う。
こりゃ〜余程の事有ったなと話を聞いてみると・・・
俺:どないしたんや?エラい困っとるんちゃうんか? 甥:そうなんだよマークン・・・あのさ、友達に壊されちゃったんだよ・・・ 俺:何?壊された?何壊されたんや? 甥:あのね・・・ボクのね・・・ガンダムの部品が取れちゃって治らないんだよ・・・ 俺:・・・・・わかったわかったソラエラいこっちゃな。 オッサン今忙しいから明日見に行ったるわ。
必死で笑いを堪えながら、甥っこの
を聞き続けると、どうも大事にしてたガンプラを友達に見せびらかしてたら、友達に腕か何かをパーツを毟り取られたらしいのだ。
で、補修パーツを買おうにも説明書や箱は捨ててしまってるようだし、どうにかして現物を直すしか無いようだ。
とりあえず翌日様子を伺いに行くと、仮に別のガンダムの腕を取り付けられていた。
件のパーツを見てみると、関節のダボの所で見事にポッキリと逝ってる。
こりゃその場では直せなさそうなので、とりあえず預かって帰った。
これがそのパーツだ。

で、この2つを付けてる関節部分のダボがポッキリと逝ってる。

アロンアルフか何かでどうにか付けようとした痕跡があるのだが、きっと下地処理もせずに付けたのだろう。
しかもこんな狭い面積で力の掛るダボを付けた所で強度が出ないのは目に見えている。
アロンアルファで付かないと悟った段階で諦めてくれて良かった。
ここでヘタに溶剤系接着剤で付けられたら大変だった。
ところで俺はガンダム&ガンプラには疎いんだが、百式の存在くらいは知ってる。
しかし甥っ子の世代で百式もおかしいし、姿格好がどうも俺の時代のガンダムでは無い。
分からないながらにググってみると、どうもシラヌイアカツキ仕様のような気はするのだが、どうも関節の構造が違うような・・・
まあいいや、とりあえずコレを直せば
が保たれるのである。
正直な話補修パーツ買って直せば良い・・・というか、所詮2000円程度のガンプラだから、補修パーツ取り寄せる暇有りゃ丸ごと買って、その部分だけ作って渡した方が手っ取り早い。
しかしまあ一応限定品らしいし、何かと俺は何でも知ってて何でも直せる凄いオッサンと思われているようなので、そんな
で済ますのは、子供の夢と憧れを壊してしまう事になる。(ォ
ここは1つ、凄いオッサンのやり方を貫いてみようではないか。
まずは分解して、関節部分に折れて残ったダボを摘出する。
変なモノで突いて形を崩すとマズいので、専用治具を旋盤で削り出し慎重に押し出す。

この時点で既に汚い大人のやり方のような気がせんでもないが、完全趣味モードに入ってるので文句は言わせない。(ォ
そしてコレが関節のメス側とダボと本体。

こいつを如何に付けるか・・・前にも書いたが、接着剤だと多分強度が足りないだろう。
というのも、直径3ミリ程で中空構造になってるから実質1mm程度の肉しか無いのだ。
観賞目的であればとりあえず付いていれば構わないのだが、きっとガキらだからポーズ作ったりでガンガン動かすに違いない。
強度を保った上でコレを直すには・・・そうだ、芯を入れてやれば良いのだ。
早速ノギスでパーツを測定し、旋盤使って真鍮棒からこんなパーツを削り出した。

これを本体に入れてやり・・・

接着剤を塗った上でダボを圧入して・・・

完成である。
これならダボが折れる前に本体が壊れるであろう。

まるで魔法でも使ったかのように、一見何も起こっていなかったように直されたパーツを見て、甥っ子は俺に畏怖するであろう。
これでオッサンの威厳もしばらくは安泰である。
一行コメント †
- うははは!いい!この苦労と努力を見せれることが本当の意味で子供には与えたい「物」なんです。素敵。 -- おいちい? 2006-03-16 01:48:08 (木)
- 旋盤や溶接機等の正しい使い方の見本です。これなら家族にも邪魔者扱いされません。 -- あぷ? 2006-03-16 09:29:38 (木)
- 甥っ子も、叔父さんの威厳を思い知ったでしょうね。多分、「凄え!」「カコイイ!!」と評価も上々でしょう。 -- ぶち? 2006-03-16 21:49:24 (木)
- 甥っ子にお優しいですこと。しかしまあ、「しらぬいあかつき」ってふざけた名前。 -- sacky? 2006-03-16 22:24:54 (木)
- 優れた清いオトナのカガミー!!イヤサカー!!製作工程を見せれば尊敬倍増間違いなし!きっとおじちゃんってスゲー人なんだ、と人生の師として尊敬してやまないことでしょう! 甥っ子の一生の指針が決まった! -- nomad? 2006-03-16 23:57:34 (木)
- しゃちょー、すごすぎます! -- せいりゅー? 2006-03-17 02:34:37 (金)
- おぉ仕事からかえったらこんな時間じゃないですか。甥っ子様にはいつかシャリートゥルビオンのテストライダーに挑戦していただきませう。 -- たけちよ 2006-03-17 03:52:07 (金)
- すげー、こんな細かい部品を旋盤で削れるとは!職人だねぇ -- Jun? 2006-03-18 00:15:33 (土)
- おや?BBS落ちてる? -- Jun? 2006-03-21 18:30:16 (火)
灰皿 - 2006-03-09 21:49:40 (木) - †
自動車関係の店で、その中に好き者が居ると、車のパーツを使った小物が必ず存在するものである。
ウチの事務所にも、GZ20のターボを使った灰皿、売り物にならない純正レカロを事務椅子にマウントしたレカロ事務椅子などが存在する。
で、以前作ったターボ灰皿の容量不足を感じ、仕事で溶接機出したついでに以前から作ろうと思ってたのを作ってみた。
説明するまでもないが、ロータリー灰皿である。
ベースはSA22Cの12Aローターで、その裏にSUS304板をTIGで溶接。
オイルギャラリーなどの余計な穴は溶接で舐めて塞ぎ、表側のシール等も溶接でチョンと止めてある。
ガスケチった上に磨いてないから汚いけど、ブラシ軽く掛ければキレイになるよ。
溶接し難いかと思ったけど、予想を裏切りスイスイ溶接出来ちまった。
ふと思ったんだけど、思い入れのある車を廃車にする時、こんなメモリアルオブジェを作るサービスとかしたらウケるかな?なんて思ったりして。
でも今回のようにエンジンパーツで作れとか言われたら、ちょっと笑えない値段になるので微妙かな〜なんて思ったり。
まあウチのページを見てる人限定の隠しメニューってトコかな。(笑
一行コメント †
- ものすっごく重いよね!洗ってて手が滑って流し台が凹んだ! -- あぷ? 2006-03-10 11:10:34 (金)
- お!すてきですね。うちは柿本改のマフラーエンドでつくってます。あまった亜鉛めっきを無理やり電気溶接(ワラ -- おいちい。? 2006-03-10 13:08:23 (金)
- そう、重いんですよ・・・初めてバラして、エ!これALL鉄だったんだ!!みたいな。マフラーエンドはキレイそうですね。このローターだと一般人見たらタダのガラクタだな。(笑 -- しらいまさや 2006-03-11 09:55:48 (土)
- 一般人には・・・打刻を打つんですよ。RE-MEMORIALとか、これでグレードうp!さらにブラストとか(ニヤ -- おいちい? 2006-03-11 12:40:01 (土)
4穴加工治具の制作 - 2006-02-08 23:41:19 (水) - †
解体屋の常連さんに、S14の4POTキャリパーとスリットローター、リア2POTキャリパーをお買い上げ頂いた。m(_ _)m;
で、サービスとしてピットのレンタル&ローターの4穴加工を行う事にしたのだ。
そこで犠牲になっていただくのが、売れ残りのP10プリメーラのフロント足回り。
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キチンとニッサンローターのセンターに座り、確実にPCD114.3X4Hを出せる治具は、コレが最強ではないかと。(笑
てなモンでこれよりハブを摘出し、クリップボルトを1本だけ残して取ってしまう。
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で、4穴加工したいローター上面にポンと置き、裏でナットを締めて位置決め。
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そして登場するのがコレ。
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確かクロモリ棒の端材より削り出して焼入れした専用ポンチ。
コレの直径はクリップボルトのスプライン部とほぼ同径に削ってあり、コレをクリップボルトの穴に入れハンマーで叩く事で、簡単確実にポンチが入る・・・予定。
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鋳鉄相手にクロモリで作ったポンチで歯が立つか?と心配したけど、その辺りはとりあえず問題
無さそうだ。
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このポンチマークを基準に、精密に穴開け。
まずはセンタドリルで1発目&下穴を掘る。
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そして切削液をブッ掛けながら10mm、12.5mmと掘ってあげる。
ハイスのキリで鋳鉄切れるかな?と心配したけど、最初に固いセンタドリルで下穴を掘れば、ほぼ黒皮が無くなるので問題なく切れた。
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そして完成。
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表側から別の114.3X4Hハブを入れてみたけど、精度は問題無いみたい。
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反省点は専用ポンチのガイドが欲しいかな〜ってトコ。
どうしても斜めになりやすいので、垂直に打てるガイドを作った方が良さげ。
っていうかポンチの硬度に疑問アリなんで、4〜5mm程度のハイス丸棒でポンチを作り、クリップ穴にスッポリと入りつつ垂直に立つツバ付きガイドを作った方が精度出そう。
そのうち次バージョンになるかな。
一行コメント †
パイプ突き合わせ溶接クランプ - 2006-02-03 22:24:33 (金) - †
三串のコミュでgs136vanさんが作って居られたクランプを自分的にアレンジ。
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角度切りして突き合わせ溶接する場合でも、好きな角度で固定出来るようにした・・・つもりだった。
まあ最初のアングルとボルトの溶接時にキチンと垂直出てなくて精度がもうひとつ。
また要改良だなこれ。
一行コメント †
ラジエーター洗浄アダプタ - 2006-01-20 17:56:15 (金) - †
マジェスタのラジエーターを外してみたらマッカッカ。
在庫して商品にしようと思ったのに・・・orz
でも諦めきれないというか、ふと思い付いて旋盤に向かう。
ウレタン丸棒の先端をテーパーに削り、10mmの貫通穴を通し、反対側を15mmのキリで座繰りを入れてやる。
これで高圧スチーム洗浄機でラジエーター内部を洗浄するアダプターの完成。
写真暗いけど、やろうとした事はなんとなくわかるだろうか?
まあ作ってみたは良いけど、高圧洗浄機じゃ「水量」が足りないんだよなぁ。
このアダプタを改造して、太いホースを接続して水道水を直接流すか、ペール缶にフタ付けてパイプとバルブを接続し、エアレギュレーターを通して圧を下げたエアでペール缶を加圧。その後バルブを開いてドンと水流して洗うとか。
でもどっちにしても錆色は取れないから真っ当な商品にはならんなぁ。(笑
いっその事前から欲しかった負圧式のクーラント交換機作って、ソレの口に流用しちまおうかな?
てなモンでウレタンのクズ1つに妄想が広がる今日この頃。
一行コメント †
- バイク用のタンク用サビ取りをぶち込んで蓋して放置〜じゃ駄目ですか?w -- N/N? 2006-02-23 22:26:53 (木)
ソアラのライトのレンズクリーニング - 2005-12-12 22:20:18 (月) - †
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GZ20ソアラの鬼門と言えば、なんてったってヘッドライト。
ただでさえも暗いのに、年を重ねる事によってレンズ表面の樹脂が劣化して曇ってしまう。
これだけなら研磨すればどうにかなるのだが、一番の問題はレンズ内側が埃で汚れる事。
内側が汚れて曇って光量が落ちるのだ。
更にソアラの場合、レンズが2重構造になってるので、汚れによって暗くなる度合が
てなワケでソアラはテスター場で嫌な顔されたり、最悪車検自体を断られたりするのだ。
今回こしらえてみたソアラも当然の如くレンズが曇っていたのでコンパウンドとポリッシャーでピカピカに磨き倒す。
そして翌日予備検の前にテスター屋さんで光軸を調整するのだが、テスター屋さんの兄ちゃんの表情が曇る。
俺は理由を知ってるので、「光量足りるやろか?」と言うと、愛想笑いで「いや〜わからんねぇ〜」と。
経験的にほぼ無理だと断定してるようだ。
光軸テスターがやってきて、光量の数値がパラパラと出てくる。
兄ちゃんズバリと
4灯式で下目を遮光する紙の位置をゴニョゴニョして光量をごまかしたりするワザも有ったりするんだけど、それくらいでは焼け石に水で、全く論外の光量だとの事。
表面の曇りと取っただけでは無理なのだ。
そこで大慌てで簡単な内部の掃除を行い、電球も新品に交換したら、ギリギリ既定値まで来たけど、光軸出したら多分無理ちゃうか〜だって。
結局その日は検査を諦め帰る事に・・・
で、確かどっかで洗浄方法を見た覚えがあるので、色々ググってみてこちらのページを発見。
やっぱりライト割るしか無いのか・・・
てなモンで早速ライトを外してくる。
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外側に掛かっている金属のクリップを外し、
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ヒートガンで温めて
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マイナスドライバーなどでコジってレンズを外す。
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そして内部のレンズを磨いて掃除してから逆の手順で組み立てる。
要はこれだけなんだが、ハッキリ言って
相当温めないとガムが溶けない&ヒートガンでは全体的に温まらないからヒジョーに難しいし、温めながらドライバーでコジると筐体が歪む。
そして磨く時は相当柔らかい布を使わないと簡単にキズが入るし、それ以上に組み立てる為にガムを取り除くのだが、コレが凄く面倒というか
頭来たんでヒートガンで温めて溶かしておいてからレンズを嵌め、更に温めて密着させてクリップ掛けてしまった。
多分水入るだろうなぁ・・・
とりあえずコレで検査通して、後日別のライトを用意するか。orz