突貫触媒アダプター †
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仕事でロードスターを1台処分して、コイツにキレイなリアバンパーがついてたので交換しました。
俺、この車買ってから一度もぶつけた覚えないのに、元からキズだらけだわ、駐車場で当て逃げされるわ、4駆のドアでエクボ食らうわと傷が絶えない車だったんだけど、おかげで随分見栄えが良くなった。
そこで気を良くして、以前から具合の悪かったフロントパイプも交換してみることにした。
実は遮熱板にヒビが入っていて、3000回転くらいで共振して、ガチャガチャやかましかったのである。
てな訳で何気に触媒のボルトを緩めると・・・
ぐわ!焼き付いてるじゃないか!!
もう緩めることも締めることもままならない・・・
まあどうせ部品取りしたフロントパイプは触媒付きやし、焼き付いたボルトはガス切断で切ってしまえと軽い気持ちでやってしまいました。
ところが・・・フロントパイプのインマニ側のボルト、
こいつも焼き付いていやがったのだ!
むお、ヤベぇ!とすぐに締め直して被害拡大は免れた。
しゃあないからフロントパイプ交換は諦めて、触媒だけ交換しておこう。
しかしだ・・・
2度あることは3度ある
というコトワザがあるように、やはり部品の触媒もボルトが焼き付いていやがったのだ。(^^;
あちゃ〜もう後がない。
こりゃ真剣にヤバいよ〜
そもそも鉄ナットにステンのスタッドボルトなんか使うマツダの設計が悪いんだけどね。
まあマツダにしてみりゃ二度と外してもらいたくないんだろうけど。
しかしまあ、こいつをどうにかしないことには足が無くなってしまう。
けど触媒のスタッドボルト打ち換えは以前やって往生してるしなぁ・・・
なんか手はないかと周りを見まわしてみて、フト思い付いた。
終わったフロントパイプと穴の空いたリアパイプからフランジだけ取って、
触媒を直結してやれと・・・(^^;;;;
てな訳で、早速鉄屑入れからマフラーを引っ張り出してきた。
こいつらについてる、触媒取り付けのフランジだけを摘出して、
適当なパイプで繋げば簡単に触媒直結アダプタの完成だ。
ガス切断機で切り取り、サンダーで平らに仕上げる。
さて、適当なパイプがないなぁ・・・
あ、こいつが使えそう。(笑
何を隠そう、プロペラシャフトだ。
で、フロントパイプとリアパイプ間にパイプを当てがって見て、重大な問題に気付いた。
ロードスターってば、触媒の出入り口がストレートではなく曲がっていたのだ。
チクショー、簡単には作れないぢゃないか〜!!!
しかし始めてしまった事はしょうがない。
現物合わせでパイプを斜めに削り合わせてやる。
どうせヘタクソだからツライチドンピシャで合わせる事なんて不可能だ。
当然ガタガタの隙間だらけになるから、アセチレン溶接で多く肉盛りして溶接してしまう。
溶接が汚いって?
フン、汚くてもガッチリついてる方がいいのだ。
いくらキレイに溶接しても、折れてしまったら意味が無いのさ。(ただヘタなだけ
湾岸ミッドナイトの話でも言ってたぢゃないか。(わからんて
まあ肉盛り溶接とアセチレンの火加減の練習台にしたのは秘密である。
取りつけた所の写真も欲しかったんだけど、完成したのは夜9時。
リフトの下は暗くて写真が写らない。
よって想像にお任せすることにしよう。
さて、実際にエンジンを回してみたら・・・うお、ガスケット抜けて排気漏れしてやがるぢゃねーか。
まあいいけど、吹き抜けを差し引いても音が賑やかになった。
自称分別のあるヲトナ
が乗るクルマにしてはちょっと元気の良すぎる音だ。
これじゃそこいらのオプション小僧と大差無いぢゃないか・・・
けど以前に比べれば抜けの良さそうな音になったのは事実。
でも抜けが良くなったからってパワーアップしたかというと全然変化ないし、
音が良くなったかと言えば、元のエンジンが
所詮ファミリア
なだけにロクな音ぢゃないし。
こりゃ早急に触媒を手配せねば・・・(^^;